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のこっとの映画記録。

ジャンル問わずになんでも見ます。語彙力が低いです。洋画の方が好きかもしれません。Johnny Depp贔屓で見ているJohnny Depp大好き女です。

『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』愛国心とは何なのか。

今年の映画館での映画初めは「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」です。今年こそはいっぱい映画観るぞ!と気合を入れて2017年もスタートしたいと思います。

 

eichmann-vs-bauer.com

 

今年の初映画

1月8日(日)9:50〜、KBCシネマで鑑賞してきました。朝一の回で見たけど、人が多かった〜〜。公開2日目の鑑賞でした。ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の最重要戦犯アドルフ・アイヒマンの拘束を実現させた1人の男フリッツバウアーの話。そして実話です。イスラエルモサドのアイヒマン捕獲作戦の裏にいた重要なドイツ人が彼だったわけですね。

映画について

原題「Der Staat gegen Fritz Bauer(国家対フリッツ・バウアー)」

監督脚本:ラース・クラウメ

脚本:オリビエ・グエズ

フリッツ・バウアー役:ブルクハルト・クラウスナー

カール・アンガーマン役:ロナルト・ツェアフェルト

 

1950年代後半のフランクフルト、検事長フリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)は、ナチスによる戦争犯罪の告発に奔走していたが、捜査は難航していた。ある日、ホロコーストに深く関わった親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する情報を入手。バウアーは、ナチス残党がいるドイツの捜査機関ではなく、イスラエルの諜報(ちょうほう)機関モサドに情報提供しアイヒマンを追い詰める。

- シネマトゥデイ -

 

邦題がアイヒマンを追え!となっているけれども、アイヒマンについては内容はあまりない気がします。完全にバウアーの話が中心だから。なので原題の国家対バウアーの方がしっくりきてるし分かりやすい。あとこの映画はドイツのことを知っている人や、アイヒマンについて、アウシュビッツ裁判についてなど前知識を入れていった方が絶対に見やすいということ。そういう人向けの映画なのかもしれないけれど。映画として迫力やお涙頂戴のような展開ではないかもしれないけど見てよかったと思える映画でした。(個人的には泣けるし迫力もあったよw

 

過去を振り返ること

 

『アイヒマンを追え!』監督が語る、ホロコーストの歴史と向き合うドイツ | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

この監督の言葉の最後に「歴史を見なければ現在を理解することはできない。だから、もう十分だ、忘れようとは絶対に言えない。」と書いてある。忘れたいこと、なかったことにしたいことなのかもしれないけども忘れてはならないことがここにある。ナチスが犯した罪に立ち向かう正義が必要だったのである。その正義を貫き通したのが彼だったわけです。

 

私自身も昔は歴史を学んで何の意味があるんだ。未来を見ていればいいじゃないかと散々言い続けていたことがある。でもそうじゃないということはドイツの歴史を見てからすごく感じることが多くなってきた。日本も同じように戦争をしてきたわけだけれども、それに対して何も知らなすぎる。それは私も知ろうとしていないからなのかもしれない。私自身がもっと日本の歴史に目を向けていこうと思えた。

 

人間が抱く、怒り、悲しみという気持ちの中の、復讐心、正義、罪悪感、恥。なぜ人はこんなにもいろんな方向からいろんな感情を抱くのだろうか。違いはなんなんだろうか。そいうことを考え出すときりがなくなってくる。だからこそもっと知りたいなと思う歴史がある。私は歴史から人間の感情や人間の美しさを知ることができたらいいなと思っている。ここではバウアーの正義や愛国心が何よりも目立って描かれていた。そんな心を大切にしてほしいなと思う。